革新ビジネスアワード2018にてオーディエンス賞を受賞しました
2018年12月11日
障害者雇用・教育事業を行うD&I(ディーアンドアイ)は、12月3日、イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ(日本興業新聞社)が主催する「革新ビジネスアワード」にてオーディエンス賞を受賞いたしました。
「革新ビジネスアワード」とは、100社前後を超えるエントリー企業から、革新性の高いサービスを決めるビジネスコンテストです。
大会当日は事前WEB投票で点数の高かった上位6社がプレゼンテーションを行い、支援機関、オーディエンス、新聞社の各審査員200名が採点します。
その中から、「大賞」、「オーディエンス賞」、「よい仕事おこし賞」の3つが選ばれます。
主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)
弊社は、「定着率98%!障害者の新しい働き方をつくる「在宅(テレワーク)雇用支援サービス『エンカク』」というタイトルにて、代表取締役の杉本大祐がプレゼンテーションを行いました。
在宅雇用支援サービス「エンカク」とは
現在の障害者雇用は「法定雇用率」というものが事業主に定められており、民間企業は常用労働者数の2.2%の障害者雇用が義務付けされています。
事業主や支援機関の努力もあり、2017年には障害者雇用者数が49万人を越えました。ただ、全国の障害者数は約936万人で、"働きたくても働けていない方"がまだ数多くいます。
事業主側には「採用したいが受入れ場所の創出や業務の切り出しが難しい」「就職後の定着が心配」という課題や、障害者側にも「通勤が心配」「地方だと求人が少ない」という課題があります。
その課題を解決するのが、「企業と障害者を"在宅(テレワーク)"で結びつける在宅雇用支援サービス」です。ただマッチング・紹介するだけではなく、採用の「前・中・後」をトータルで支援しています。
【①採用前】企業に対して在宅業務・環境の構築支援
【②採用 】在宅雇用を希望する企業と登録者のマッチング
【③採用後】障害者に対して入社後の教育・研修や、専門家による定期的な定着支援
現在、同サービスは約50社の企業が導入し、約150名の障害者が在宅で勤務しています。全国的な精神障害者の定着率は49.3%(※1)ですが、同サービスの在宅勤務者の定着率は98%(2018年9月時点)です。これは、雇用企業と弊社が2人3脚で定着支援を行っていることと、今まで働けなかった方が「働ける喜び」を強く感じている点が要因となっています。
「戦力としての障害者の働き方改革」を掲げ、より多くの障害者の雇用を創出させるためにサービスを展開しています。
※1『障害者雇用の現状等』(2017年 厚生労働省職業安定局)