テレワーク型障害者雇用サービス「エンカク」を展開するD&Iが、堺支援学校でテレワーク実習を開催
2022年1月5日
株式会社D&I(所在地:東京都千代田区、代表取締役:小林 鉄郎、以下D&I)では、2021年10月25日~10月29日の5日間大阪府立堺支援学校(所在地:大阪府堺市、校長:西浦 由夏、以下堺支援学校)の高校2年生の生徒に対してテレワーク実習を実施いたしました。
テレワーク実習について
チラシ制作会社の社員であるという設定のもと、オンライン面談ツール「Zoom」を活用し、D&Iの社員とチームになってチラシを作成するという在宅勤務の体験をしていただきました。離れて働くからこそチームワーク良く働く事の難しさや大切さを実感していただける実習を目指しました。
■テレワーク実習の内容
(1)自己紹介
講師と生徒ではなく、本日作業を行うチームとしての自己紹介。
(2)チラシ作成
チラシを上手に作れるようになることに重きを置くのではなく、オンライン上でのスムーズな会話のやりとりや、チームワークよく働くために必要なコミュニケーションを学んでいきました。実際にチャットや発声によるコミュニケーションや、画面共有を行い、仕事で必要な「報告・連絡・相談」を体験しました。
午前中のワークでは、多数の人数とのオンラインコミュニケーションを中心に実施し、午後からは1名の方からの業務指示となり、色々な接し方を体験する機会を作っていきました。
(3)テレワークで大切なこと
テレワークで大切なことを、生徒とのディスカッションも交えながら講義形式でお話させていただきました。
適切な言葉使いといった基礎的なビジネスマナーから、メールとチャットの違いといったテレワークならではの内容まで幅広くレクチャーいたしました。また、テレワークだからこそ特に重要な体調管理や時間管理、自己解決力(トラブルへの自己対処)もケーススタディを用いて、学んでいきました。
■学校からの声(抜粋)
・働くことの大変さや体力、集中力などを感じるには、5日間は必要だと思います。
・生徒の安全管理のため難しいが、生徒のみの時間をもっと増やすことができればと思います。
・短期間でしたが、生徒が自分でできること(チャット入力やジェスチャー)をがんばったことや、新しい操作を覚えるなど、少ないサポートの中で、生徒が自分から意欲的に取り組んでいたところが良かったです。
・オフィスソフト使用に関しては、中学部くらいから始めていてもいいと思いました。
■今後の展望
堺支援学校とD&Iとのテレワーク実習は今までも複数回実施をさせていただいております。今回は今まで最長の実習期間となり、より在宅勤務の実践に近いテレワーク実習を行うことができました。来年度に関しては、実際に企業の業務に携わる企業体験実習を計画しております。また、担任以外の教師や保護者も実習を見られるような状態にすることで、生徒本人の現状の力を客観視できるようにしていきます。今後もD&I の障害者雇用・教育ノウハウを活用し、継続的なテレワーク体験実習を実施することで、子供の頃から自分の将来を考える機会を提供し、テレワークという働き方を通して自分の可能性を広げていけるきっかけになればと思います。
株式会社D&Iについて
本社 :101-0054 東京都千代田区神田錦町3-3 竹橋3-3ビル5F
設立日 :2009年8月20日
資本金 :10,000,000円
代表者 :代表取締役 小林 鉄郎(こばやし てつろう)
事業内容:
【HRソリューション事業】
・障害者テレワーク雇用支援サービス「エンカク」
・サテライト型障害者雇用サービス「エンカクサテライト」
・障害者雇用コンサルティング
・有料職業紹介「DIエージェント」(13-ユー306397)
・就職、転職イベント「BABカンファレンス」
・求人サイト「BABナビ」
・定着支援サービス「ワクサポ」
・就労移行支援事業「ワークイズ」
【教育事業】
・体験学習型放課後等デイサービス「テラコヤキッズ」